そのハルナリさんから投稿がありました。
原文のままに掲載します。


春成伊佐子
顧みますと昭和58年10月、『原田学園スイミング』オープンのニュースを耳にしました。しかも百メートルも離れてないのに二ヶ所も同じ時期に開設とありましたので、仕事の合間を縫って見学に行きました。私の心をキュツと射抜くものがありました。瞬間、これからは『体作り』だと思いました。その頃、妹と二人で好きな手芸店をして居りましたが、それからは約半年かかって閉店準備するのでした。
私と妹は幼い頃、鴨池のテニスコートの近くに住んで居りました。夏の夕方等水着にケープを引っ掛け、妹と友人二人、計四人で海岸に行き十分に泳いだ後、月光を浴びつつ、四人で輪を作り「夕べとなれば美しきドナウの波の」と、ドナウ川のさざなみなんてふうに大声をだして歌うものでした。その光景が走馬灯の様に浮かんで参りました。加えて夏ともなりますと新聞社が水泳教室を短期間して居りましたのでそれに参加したり、水の楽しさを或程度は分かっていましたが、何せ日によっては波が来たり、塩辛い水をうんと飲んだりして大変でした。今のお子様、実に水の天使と付き合うみたいで、とても楽しそうです。隣のコースで子供達のたわむれを見て居りますと、遂ホロリとする事でございます。
今思い起こしますと、最初は一時間たっぷりと泳ぎをご指導してくださいました。なんせ若いコーチ陣達、おばさん達への手ほどき本当に大変だったろうと思います。最初にコーチから耳にした言葉、「継続は力なり」こんな素晴らしい言葉に心を打たれました
。






時代は変わりました。その後、旧谷山市内にもあちこちに立派な施設が出来ました。政府も高齢者対策の一方法として推薦して居られます。そうした完備したプールに、しかも技術指導もさることながら「心豊かな人間形成を創る」という暖かい雰囲気の充満したプールで体作りが出来るとは、なんて有難い事でしょう。現在プールに通って居られる方、既に体験して居られる事と思います。私も八十歳を越えたからだと思いますが一回休むと体調がなんとなく優れません。それがプールに行きますと水を得た魚の様にピチピチとなります。そしてあの惜しげもなく使えるシャワー。
「えも言われぬ心持良き有難さ!!」
これだからプールは良いよねと、皆様と笑いながら感ずる事でございます。原田スイミングの理事長様、コーチ陣スタッフ一同に心から有難うと申し上げたいです。
以前のことですがスイミングの階段を降りて帰途につく時、松永コーチが突然「僕に夢があります。それは春成さんが九十歳までマスターズに出場することです」と、突然の事で 私思いました。「自分の夢はみな達成しようと」人はそれに向かって邁進しますが、人の夢!!初めて聞いたので、三ヶ月位私の心の中を右往左往して居りました。が、或時ふと思ったのが、八十を越し既に八十六歳という長老も居られます。その方達へのメッセージだろうとこの事を或人に話しましたら私の肩の荷がスーッと軽くなるのを覚えました。然し子供が訝る様に、九十歳近くになるとそろそろ遠慮すべきかと思います。ですが、松永コーチの発言が今は私のエネルギーとなって参りました。有難い言葉です。年齢は忘れます。今日福祉が云々と言われて居りますが、或都会で「人生百歳迄は普通でこれからは百二十歳を目標にするべきだ」と言われているそうです。そう言えば世の中うんと良くなりましたね。ましてやプールに居られる皆様、そう思ったら後何年あるかと計算して下さい・・・気持ちが大きくなりませんか?私だけでしょうか?原田スイミングでそうした息吹を発散しましょう!!
創立以来23年間、よくぞここ迄発展して参りましたね。と言いますのも、スタートから頑張って居られるコーチ陣の姿を拝見しているからです。只々賞讃申し上げます。加えまして、この頃の当スイミング子供さん方の躍進振り、眼を見張るものがあります。やがて日本一、否オリンピックでも出場し、あの輝かしい金メダルでもとるような素晴らしい選手が誕生するのがもうそこ迄来ているのではありませんか?そこ迄来たからには、高い目標を持ち、打ってコーチ陣も一丸となって頑張って下さいませ。私だけではないと思います。
水に親しんで居られる皆様そう思って居られると思います。
『私の好きな言葉』
岩もあり 木の根もあれど
さらさらと 只さらさらと水は流れる
読むうちに鳥肌が立ち,目かしらが熱くなるものがありました。本当に「やるべきことをやった人」のことばですね。たくさんの人の目がこの記事にとまればいいなあって思うことでした。ありがとうございました。
原田学園の歴史を感じました。「他所となんか違うな」と常々思っておりました。これからもよろしくお願いします。「元気」大事ですね!
原田学園スイミングの歴史と私の年令がだいたい同じぐらいで、設立当初からおられる春成さんだからこそ語ることができるのでしょう。
私は、お忙しい松永コーチの代役として何回か婦人コースにおじゃまさせていただいたことがあります(つとめきれてたのか若干不安ですが)。
そのとき、春成さんから『夢』についてお話をお伺いする機会がありました。柔和な表情・物静かな語り口の中に、内に秘めたるパワーを感じ取ることができ、私のような若輩者には決して持ち得ない物がありました。
皆さんご存じのように、原田学園スイミングのコーチ陣・スタッフ陣はユーモアもあり、「元気ハツラツゥ?オ〇ナ〇ンC!」なんですね。きっと発足当時の、フレッシュ感を持続されてきてるんでしょう(^-^)
@管理者さん、気持ちは、まだまだ20代。へたすりゃ10代、なぁんてこともあったりして(^o^;!?
「なんちゆうてん、わが体がいっばんだいじやっでなぁ。こいからも元気しっせぇ、きばっていきもんそ(^O^)」
では、これにて失礼m(__)m
元気・勇気・やる気・根気!
ちゃんこ鍋さん>年齢ゎ永遠の○○さいですから(笑)裏管理人だからチェックが早いねェ〜(笑)×100!!!バテバテの@管理者『原田っ子ニュース』作成でブログが滞りがちに・・・m(_)m
応援宜しくゥ